週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H26.02.24~
-
鉄屑弱含み
輸出価格が低調であり国内の価格が輸出価格より高い水準にある。また国内では先週の豪雪の影響から関東では3月迄荷止めを発表しているメーカーもありスクラップの流通に影響がでている。
-
13Crステンレス弱含み
国内メーカーの需要は堅調ではあるが輸出価格は低調である。
鉄スクラップ価格の値下げに伴ってクロムの値が引き下げられると予測される。
-
18-8ステンレス横ばい
先週からLME相場は変動がない。今後はLMEの推移とインドネシアにおける
ニッケル鉱石の輸出規制の動向が注目される。
-
アルミ横ばい
自動車メーカーの生産は順調である。LMEは前半下げていたが後半に入り回復したことによりメーカーは値下げを発表しづらい状況。
-
電気銅建値様子見
電気銅建値 @790,000円/t
今週建値79万円スタート。メーカーの入荷状況は低調である。
国内の需要は好調で価格推移はLEMの動向に左右される。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。