週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H23年7月4日～
-
鉄屑様子見
国内メーカーは夏場の電力供給と炉修のため、減産傾向にあり購入意欲は低い。国内は新断に荷余り感が出ているが甲山はタイト感が出ている。今後も品種別に引き合いが違ってくる見通し。韓国・トルコの７-９月の需要は減ると思われるため海外からの引き合いは当面弱い。
-
13Crステンレス横ばい
依然としてメーカー入荷もよく、需給バランスは緩んでいる。鉄スクラップも大きな変動がみられないため、横ばい推移か。
-
18-8ステンレス横ばい
海外相場は値戻ししているが、製品需要は依然として悪くメーカーも減産傾向にあるので大きな値動きは考えにくい。
-
アルミ横ばい
新塊相場は若干あげている。発生は依然低調のため二次合金メーカーの需要は出てきているが、輸入塊の手当てや製品在庫がまだ残っているため横ばいの見通し。
-
電気銅建値様子見
今月建値８０万円/ｔでスタート。今後も為替と投機の影響を受けて変動していく見込み。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。