週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H26.10.20~
-
鉄屑弱い
鉄鉱石の値下がりに伴って鉄鋼原料全体の値下げ基調が推移している。
関東・関西鉄源の輸出入札結果から輸出価格が出ておらず、中国の鋼材・半製品の輸出量増加といった状況からスクラップの輸出環境は弱い状態が続くと予想される。
-
13Crステンレス弱含み
13Crステンレスの供給過剰によってメーカーの値下げ意欲がある。
鉄スクラップの値下げも伴い、弱含み状態は継続する模様。
-
18-8ステンレス弱含み
LME相場が下がり、メーカー各社も値下げを発表している。
海外向けの輸出状況の鈍化等の要因などから、値下げは続くと予想される。
-
アルミ弱含み
為替の円高傾向と、LME相場の下げなどの要因から、メーカーは各品目の値下げを行うものと思われる。
品薄による高値感も緩和され、値下げは続く見込み。
-
電気銅建値様子見
建値は比較的に安定しているが、市中では供給過剰気味で値段が下がっている。原油価格も下がっていることから、これからの動きを注目する必要がある。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。