週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H27.6.1~
-
鉄屑強含み
新断に関しては輸出価格が上がっている事と高炉メーカーのスクラップの購入意欲が増していることから国内電炉メーカーは購入しづらい状況になっている。
甲山に関して需給はある程度バランスしている。
-
13Crステンレス強含み横ばい
輸出向けには出ている為、荷余り感はないものの、輸出価格が市場を引っ張る形となっている為、値上げの可能性も出てきている。
-
18-8ステンレス弱含み横ばい
LMEは依然下げ基調が続いている。
生産状況は変わらず横ばい推移だが、5月に定修をしていた所は6月は生産が戻る為、需要は増えると思われる。
-
アルミ弱い
依然メーカー原材料在庫は多い。
新塊相場が下落する中、ジャパンプレミアムも下がっており需要も少ない。
円安が相場の支えになっていることから、今後の動きに注意が必要。
-
電気銅建値様子見
LMEが6,000ドル台に近付いている状況の中で、これ以上の下げは考えにくい。
国内為替によって変動する為、注意が必要。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。