週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ２７．７．１３～

鉄屑弱含み

夏季減産、港価格の低下が主な要因となりさらなる値下げが考えられる。
一方、国内メーカーの入荷状況は下げ基調の中混雑はしておらず発生はタイトであると考えられる。しかし、世界情勢の悪化を考えると値下げは免れない。
13Crステンレス弱含み横ばい

円高の影響により輸出価格は以前より下がっていると思われる。
また、国内価格も鉄の価格に引きずられ下げ基調。
18-8ステンレス弱含み横ばい

ギリシャ債務問題や中国の株価暴落問題に伴い先週中部のメーカーは値下げを発表。発生量は低調だがLMEの価格に左右されるため弱い基調が予想される。
アルミ弱含み

一部の二次合金メーカーは連休前に荷物を確保したいため購入意欲は少し回復している。
しかし、軽圧メーカーにその模様はみられない。また、世界情勢にも陰りがみえるため今後の値上がりには期待できない。
電気銅建値弱含み

銅スクラップの需要が一番高いのは電線メーカーだが、電気銅の価格が下がっているためスクラップを使用する必要性が落ちている。
銅箔、伸銅メーカーともに購入意欲低い。

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