週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

９月１４日～

鉄屑弱含み

関東鉄源の輸出入札の結果が前月より大幅に下落したことにより、国内相場の値下げ感が強まった。
鉄鉱石価格から溶銑コストを差し引くと鉄スクラップ価格はもう一段の下げ余地あり。
中部地区メーカーには荷制限している所もあり、スクラップの需要は弱い状況が続いている。
13Crステンレス弱含み

需要は少なく、低位安定している。
鉄の価格に連動して値下げ傾向。
18-8ステンレス弱含み

ＬＭＥ相場は10,000ドル前後を推移している。
中国の半製品も出回っており、需要も少ない状況が続いている。
　
アルミ弱い

ＬＭＥの下落や為替、安価な輸入塊の影響を受け全般的に弱い傾向にある。
軽圧メーカーの購入意欲は薄い。
10～12月の製品価格も下がる見込みの為、10月以降も厳しい状況になる可能性がある。
電気銅建値様子見

本日１万円値上げの発表あり。
メーカー在庫は以前に比べ、少しずつ減ってきているので購入にあたっているが、高い在庫が残っているので購入は慎重な様子。
引き続きＬＭＥと為替には注意が必要。

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