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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H28.6.20~

  • 鉄屑様子見

    先週東三河地区メーカーで設備トラブルがあり荷止めに入った為その影響により当地区でも他メーカーが値下げを行なった。しかし、今週に入り問題は解消され今後は輸出価格と為替の様子を見ながら推移していくとみられる。
    輸出価格は軒並み低水準にあり関東では高値約残が残っているため新規契約は少ないが約残が解消されれば安値オファーも考えられ価格の押し下げに繋がる事が懸念される。

  • 13Crステンレス弱含み

    先週から引き続き状況は変わっていない。鉄の価格は下がったものの13crの価格は横ばいが続いている。しかし、輸出価格が下がっているため様子をみながら価格の引き下げを実施する可能性がある。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは上昇しており9,000ドルレベルを維持した場合は値上げの可能性が出てくる。
    しかし、為替が円高の為実質的な価格の値上げには繋がりにくい。また需給の変化は特にない。

  • アルミ弱含み横ばい

    先週に引き続き、輸入塊と国内新塊の価格差がありバランスが崩れている。更に円高
    の影響で6月後半から一部メーカーで2,000~3,000円/tの値下げを発表した。

  • 電気銅建値弱含み

    国内外需要は低く中国在庫はLMEに戻されLME在庫は増加。
    一方LME価格は安定しているものの更に円高に進めば値下げが押し進められる。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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