週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H28.6.27
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鉄屑弱含み横ばい
先週から市中の状況は変わらず需給バランスに変化はない。英国のEU離脱の影響で円高になり輸出価格が下がり、国内メーカーも様子を見ている。
海外情勢により変化する可能性がある。 -
13Crステンレス弱含み
引き続き状況は変わっていない。
鉄の価格は下がったものの横ばいが続いている。
価格の引き下げの可能性がある。 -
18-8ステンレス横ばい
英国のEU離脱の影響で為替が円高に振れる状況。
需給バランスの変化は変わらず。 -
アルミ弱い
先週、各品種2,000円/tの値下げを実施。
円高の影響もあり、引き続き弱い状況である。輸入塊流入の歯止めが効かなく、また国内塊との価格差がまた開いている。 -
電気銅建値弱含み
電気銅建値 @530,000円/t
英国のEU離脱により、一時90円台まで円高になったが少し戻った、しかし為替が安定していないので注視が必要。
今年は猛暑になるため、伸銅品メーカーに需給が有りそう。それ以外は、閑散している。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。