週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H28.7.4~
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鉄屑弱含み横ばい
先週、名古屋地区メーカーが値下げを発表。
海外とのバランスを考えると実勢は同等レベルになってきた。
国内メーカーは入荷が良く、市中は荷余り感があるため今後も為替の状況、海外情勢の様子を見て変化すると思われる。 -
13Crステンレス弱含み横ばい
7月―9月のフェロクロムの価格はじり上げしたものの発生の状況が悪く鉄との価格差を考えると弱含みの流れが続いている。
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18-8ステンレス強含み横ばい
LMEが9.900ドルへ上昇している傾向もあり為替、需給の変化により強含みに動く可能性がある。
国内メーカーの生産はやや減産傾向だが市中は荷物もなくタイトな状況が続いている。
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アルミ弱い
円高の影響で輸出向けの価格帯が下がっており国内の製品価格も値下げが進んでいる。
各メーカーは7月初の購入価格を値下げによる調整があることを予想。
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電気銅建値様子見
英国のEU離脱前の水準まで円安に戻り、為替が少し安定してきた。
銅相場は回復傾向にあるため、引続き投機や為替の動向には注意が必要だが、まわりが活発になれば価格の下支えになる。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。