週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H28.8.8~
-
鉄屑強含み横ばい
輸出価格は一部上昇している。国内ではメーカーの炉休もあり需給は停滞している。為替が円高に進んでいる為、明確な上昇には踏みきれていない。だが、鉄鉱石の上昇は長期で見ると好材料。
-
13Crステンレス横ばい
メーカーの生産は、低調な推移と需給の一定のバランスを保っている。
状況は変化なく。鉄の下げ止まり感により横ばいで推移。
-
18-8ステンレス横ばい
LME価格は先週から引き続き10,000ドル台をキープしているが、為替が円高傾向にあり市況感としては横ばい推移。需給はあまり良くない。
-
アルミ横ばい
各メーカーは8月稼動日数が少なく生産も減少だが、在庫は確保できている状況。
LMEが1,600ドル台で安定。一部鋼種ごとで需要の変化はあるが、大方の需給はバランスしている。
-
電気銅建値様子見
電気銅建値 @530,000円/t
連休前、相場的にも下がっているため、市中の荷動きは鈍い。LMEは4800を切り、為替も不安定だが原油の下げ止まりに期待。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。