週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H.28.12.19~
-
鉄屑強含み
原料炭による高炉メーカーの溶銑コストの上昇が考えられ、
値上げが続く可能性がある。
メーカーも年末に向けた在庫を確保したいこともあることから、
強含みで推移。合わせて今後の輸出環境にも注視。
-
13Crステンレス強含み横ばい
先週一部国内メーカーは値上げを発表。為替は円安にふれ輸出価格も
出ている。鉄価格の上昇があれば値上げも考えられる。
-
18-8ステンレス強含み横ばい
現状、LME価格は11,000ドル台で安定しているものの、依然として市中発生は少ない。一方で為替が円安にふれている為、輸出価格が出やすい環境にはある。
-
アルミ強含み横ばい
海外の輸入塊が高騰し、メーカーは国内スクラップの購入意欲が高まっている。
さらに市中アルミも少ない為に値段が吊上がっている状況。
-
電気銅建値様子見
今週も市中の荷動きについては悪くない状況だが、メーカーの購入意欲は先週よりも
さらに薄い状況により様子見推移。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。