週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.3.6～

鉄屑強含み

国内特殊鋼メーカーの需要もあり、先週土曜日に一部メーカーが値上げ。中国鋼材の価格の上昇に伴い、米屑や湾岸価格も上昇している。
　しかし輸出国の価格上昇に対し、韓国、台湾といった輸入国は様子見の傾向。中国の製品価格に関しても今後の中国情勢に注視したい。
13Crステンレス強含み横ばい

港の価格が高く、鉄の価格傾向もあり値上げの期待感はある。しかし国内メーカー価格は現在高い水準にある。
18-8ステンレス横ばい

市中発生は少なくメーカーの生産は堅調と需給はタイトだが、LME価格は安定している。
アルミ強含み横ばい

LME価格は1,900ドルを超え若干の円安も受け、新塊価格は上昇している。それを機に上物価格も上昇し、アルミ缶、アルミビス付サッシの韓国向け輸出も好調。ただ国内だけ見ると在庫確保はできており、メーカーの購入意欲は強くはない。
電気銅建値様子見

LME価格は先週に比べ40～60ドルほど値下がり。メーカーも在庫があり上物は売りにくい傾向もみられる。中国国内景気はあまり良くなく、中国での全人代と為替の動向に注視が必要。

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