週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.3.20〜

鉄屑様子見

韓国向け輸出状況はよくない。韓国国内の相場は頭打ちと予想され、メーカーの在庫も十分なため日本からの購入を控えている。
一方、日本国内は先週一部メーカーが値上げを発表しているなど需要は堅調であるため市況は様子見。
13Crステンレス横ばい

直近の鉄相場の値上げからクロムの価格上昇も考えられるが、輸出価格・鉄相場ともに天井感が出ている。
18-8ステンレス横ばい

1万ドル台のLME価格を考えれば市中のステンレス価格は多少高い感がある。
しかしメーカーの需要が高いため価格の下支えとなっている。
アルミ横ばい

LME価格は好調。メーカーの在庫は消化できており購入意欲も戻りつつある。
上級屑と下級屑との需要に格差があり、全体のスクラップ価格としては横ばい推移。
電気銅建値様子見

先週末より銅鉱山のストライキが二つから三つに増え、海外相場の行き先不安からＬＭＥが200ドル程上昇。
しかし、足元の国内銅相場は横ばい。為替次第では相場の上げを見込むとの声もある。
国内需要も閑散気味。メーカーの購買意欲も契約分以外はほとんど無い状況。

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