週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.3.27〜

鉄屑弱含み横ばい

韓国メーカーからのオファー価格、米屑価格下落の影響で国内の湾岸価格も値下がりしている。しかし、当地区特殊鋼メーカーの生産状況は高い為に、下支え要因となっているが　普通鋼（丸棒メーカー）は不調な事と、輸出価格を考えると弱含み横ばい。
13Crステンレス弱含み横ばい

新断価格の高止まり、フェロクローム価格の好調要因で現状横ばい推移。
18-8ステンレス弱含み横ばい

発生は依然少ない状況が続いているが、LME価格が1万ドルを割り込んできた事と、為替が円高に振れている事で、この状況がしばらく続けば値下がりも十分考えられる。
アルミ横ばい

LME価格1900ドルを超えていた為、先週はメーカーが購入価格を値上げで対応済み。
アルミ缶屑のソフトプレスが、海外メーカーから引き合いが多い為強含み。
その他については、先週の上げ対応もあって今週は横ばい。
電気銅建値弱含み

今週は、年度末の月末とあって動きは少ないと思われる。
今回の下げ要因は、為替が円高に振れた事。国内メーカーの買い気も契約分以外は
ほとんどない状況。

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