週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.04.17

鉄屑弱含み横ばい

豪州の供給障害を受け、原料炭の高騰に伴い各高炉メーカーを中心に鉄スクラップ集荷の動きがある。
しかし、輸出価格は下落傾向にあり弱含み推移している。その為、追随して値下げ基調が進むと考えられる。当地区メーカーは入荷好調の為在庫潤沢。
13Crステンレス弱含み横ばい

円高の影響を受け輸出価格が下落している。
鉄スクラップの値下げを踏まえると、弱含み推移すると思われる。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LME価格は10,000ドル台を割れて、為替も先週から円高推移。
今後も円高推移する状況が続くと思われる為、弱含み推移。
アルミ横ばい

LME価格は1,900ドル台と安定しているが、為替は110円台を切る円高となっている為、現状値動きは無い。
メーカーの在庫は少なくなっているが、メーカーの購入意欲は強くはない。
電気銅建値弱含み

今週は特に為替の動向に注視が必要。北朝鮮問、フランス大統領選挙など地政学リスクの高まりから円高に進む可能性がある。
先週の値下を受けに動きが悪いものの、メーカーの購入意欲は低い。

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