週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H29.4.24~
-
鉄屑弱含み
当地区製鋼メーカーの入荷は好調。
円高に振れていて、輸出価格も下落している。日本からの輸出先でもある韓国の一部メーカーも在庫は潤沢。
製鋼メーカーの入荷次第では、値下げが考えられる。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
フェロクローム価格は横ばい推移しているが、為替が円高。
鉄の価格が下落していることから、値下げの可能性がある。 -
18-8ステンレス弱含み
製鋼メーカーの生産は好調で、市中発生屑は依然として少ない。それ以上にLMEニッケル相場の下落が激しく、円高に触れているため弱含みで推移。
-
アルミ強含み横ばい
為替が円高傾向と、メーカーの購入意欲もさほど強くない。
来月より、為替次第では下げ傾向にある。 -
電気銅建値様子見
フランスの大統領選、北朝鮮の動きに特に注意が必要。
地政学リスクは依然としてある為、為替にも注視が必要。
市中の動きとしては、GW前の為、荷動きは少ない。
メーカーもあまり買い気は無く、閑散としている。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。