週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H29.5.8
-
鉄屑弱含み横ばい
先週、中部地区の価格は据え置きだったが、関東及び関西のメーカーが値下げを実施しており、中部地区もそれに追随して値下げをする可能性は高い。
湾岸浜値も国内メーカーの続落と円高による輸出の停滞で伸び悩んでいるため、先安気配は続く見通し。
-
13Crステンレス弱い
鉄の価格が継続して下がっている上、為替も依然円高で推移しているため、さらなる値下げが予想される。
-
18-8ステンレス弱い
海外のニッケル鉱山の採掘再開の可能性などから、LMEニッケル価格が下落。
LME価格の下落や円高などの理由から、値下げの可能性がある。
-
アルミ弱含み横ばい
為替・LME価格共に大きな変化なく推移しているため現状価格は安定している。
しかし輸入塊の価格や国内の製品価格は下がっている上、メーカーの購入意欲もあまり高くない状況。
-
電気銅建値様子見
現状、市中の荷動きは様子見の状態。
メーカーもあまり購入意欲はなく、閑散としている。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。