週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.7.24～

鉄屑強含み横ばい

当月から来月にかけてメーカーは炉修工事や荷制限を行うが、需給に関しては市中、発生共に上級屑を中心に品薄状態。輸出価格との値差は少なく大幅な値上げは考えにくいが、この状況が続けば値上げの可能性もある。
13Crステンレス弱含み横ばい

依然中国国内のステンレス鋼減産で、フェロクロムに余剰感がある為価格が下がっている。
今後この状況が続けば、もう一段落の値下げも考えられる。
18-8ステンレス横ばい

関東メーカーの生産ライン停止の影響により余剰感があり、メーカーも値下げを行いたい。一方、中部メーカーは入荷の悪さとＬＭＥ価格の上昇が下支えとなっている。
アルミ弱含み

中国輸入塊に加えロシア輸入塊も加わり、益々国内のスクラップ使用が減り更に製品生産量も上がらない為、原料、製品ともに在庫を抱えている状況が続いている為に国内スクラップは購入意欲が弱い状況。
電気銅建値様子見

今週も小幅な動きでの推移。メーカーの炉修などで購入意欲は少ない。一部メーカーは忙しいが、スクラップ購入増までには至っていない状況。

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