週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.8.7～

鉄屑強含み

市中の荷動きは低調で、連休による発生工場のスクラップ発生量が減る事もあり集荷のための今後の値上げが期待される。
中国のビレット価格の高騰で海外からのスクラップの需要が高くなっており、輸出価格も堅調。
13Crステンレス横ばい

原料安によりメーカーは依然下げたい状況。
しかし、海外からの需要があるため輸出価格が取れており、新断価格も強含みで推移しているため価格の下支えになっている。
18-8ステンレス強含み

ＬＭＥ価格は10,000円台以上を維持し、更に上昇中。
輸出の引き合いも堅調なことから値上げの雰囲気が続くと見られる。
アルミ弱含み横ばい

LME価格は1,900ドルをキープし落ち着いている。
しかし、未だ輸入塊の圧迫でメーカーの在庫を抱えている状況は変わらず、国内スクラップ購入意欲は依然弱い状況が続いている。
電気銅建値様子見

LMEは6,300ドル台をキープしており、為替もほぼ横ばいなため、相場は安定している。
メーカーは炉休や休みの関係で、定期分のみ購入し、スポット品などは価格を出してない。連休明けは相場に動きがあると思われる。

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