週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.9.4～

鉄屑横ばい

先週に引き続き当地区国内メーカーの生産は高い。メーカーによっては在庫が少なく需要はある状況だが、一部海外メーカーは値下げしており輸出価格も天井感が出ている。中国ビレットや米屑の価格が下がってくると、値下げに転じる可能性がある。
13Crステンレス横ばい

先週国内メーカーは値上げを発表したが、依然フェロクロム価格が下がっているのと鉄の価格も天井感が出ている為、一服感はある。
18-8ステンレス強含み

先週国内メーカーは値上げを発表。LME価格も12000ドル台を突破し国内の発生が少なく集荷しにくい状況もあることから引き続き強含み推移。
アルミ強含み

依然LME価格は急上昇している。国内メーカーは在庫が減っており中国の輸入塊から国内のスクラップに切り替える動きになっている為、値上げ基調。
電気銅建値強含み横ばい

LME価格は6,700ドル後半で高値が続いている。
国際的に見ても銅在庫が減っており、国内も為替次第では値上げ余地あり。
だが、建値通りには販売出来ず、メーカーの購入単価と市中価格のズレがある。

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