週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.9.18～

鉄屑横ばい

先週、関東鉄源価格の発表があり、その後東京製鐵が値上げを実施。
当地区メーカーも生産好調ということもあり、値上げの可能性あり。
しかし、トルコ向けの輸出価格の値下げや、米屑も弱含み基調等、輸出価格に天井感が出ている。
13Crステンレス横ばい

鉄スクラップ価格が下支えとなり、価格を維持している状況。
フェロクロムの価格からもこれ以上の値上げは考えがたい。
18-8ステンレス横ばい

先週までの専業者による高値での取引を是正している。理由としてLME価格の値下げが考えられる。しかし、円安に振れている事や、特殊鋼メーカーを中心に需要が有る為、すぐに値下げは無いと考えられる。
アルミ横ばい

市中発生が少なく、輸入塊の価格高騰を受け、国内メーカーの購入意欲は出てきている。しかし、銅価格急落の影響を受け、LME価格は値下げ基調である。
電気銅建値様子見

中国国内の経済指標の悪化報道を受けてLME価格が下がった。
一時、LME価格が6700ドル後半と高値が続いていましたが、先週より約300ドルの値下げ、また為替は1円安となりました。
市中の動きが改善したかとも思えたが、依然メーカーの購入意欲は低いのが現状だ。

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