週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.10.16〜

鉄屑横ばい

米国産トルコ向けスクラップの価格上昇の影響を受け、輸出価格は大きく下がることなく地区メーカーの実勢買値とほぼ同水準となった。
メーカーの生産も好調で、スクラップの需要は底堅く値下げに一服感が出ている。
13Crステンレス横ばい

10-12月期フェロクロム価格は高値だったが鉄価格が下落したため市況に大きな動きはなかった。
鉄の値下げが一服し、市中の荷動きも悪くないため13crは横ばい推移。
18-8ステンレス強含み横ばい

中国の冬季環境規制、フィリピンの鉱山採掘禁止政策等の理由からニッケル生産量が減っており、LME価格が高騰している。
市中の発生は少なく、国内の需要が高いためLMEの反発を受けて価格の上昇が見込
アルミ強含み横ばい

中国の投機はひとまず落ち着いてきた。LME価格は高値で安定しており為替は円安で推移。
依然として国内メーカーの原料在庫が不足している事から購入意欲は高い。
電気銅建値強含み

中国の需要が高く、投機が流れておりLME価格が上昇。引き続き共産党大会まで注視。
市中は品薄で、建値が上がったことで荷動きが増えると予想される。先週に続き亜鉛が高騰しており真鍮は高値推移。

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