週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.10.30〜

鉄屑強含み横ばい

国内は一部メーカー主導で値上げを先行し他メーカーも追随する模様。
海外市況に関しては、韓国向けは値段が出ていない状況だが、国内メーカーの生産好調や円安材料が下支えになっている。
13Crステンレス強含み横ばい

先週一部メーカーは値上げを発表。輸出の値段も出ており海外の引き合いもある。フェロクロム価格も高値であることから強含み横ばい推移。
18-8ステンレス強含み横ばい

依然、為替も円安でLME価格も高値を維持している。国内も需要は高く発生は少ない。
今後LME価格の高値が続けば更なる値上げも考えられる。　　　　　　　　　　　　　
アルミ横ばい

依然LME価格は高水準、為替は円安で推移。しかし国内メーカーの一部品種は引き合いがあるものの、ある程度在庫は確保しつつある為購入意欲は落ち着いてきている。
電気銅建値様子見

先週よりLME価格は少し下がり6900ドル台後半での推移。投資筋による中国への資金の流れによるものと思われる。
国内は発生もなく、国内メーカーは在庫もあり、メーカー価格は追いつかず相場通りの購入は難しい状況が来月も続く模様。

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