週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ30.2.5〜

鉄屑弱含み横ばい

先週当地区メーカーの値下げがあったが、上級屑は下がっていない。国内需要はあり、製品価格の維持も考えると、海外価格が下落しても大きな下げはないと思われる。
　
13Crステンレス横ばい

フェロクロムが下がっているため下げ相場。しかし海外向けは先月より一部値上げが見られ、国内も少し値上げがあり、弱い状況ではないと思われる。新断価格が値下がりしても、市中は品薄でメーカーの生産も好調なため相場がすぐに崩れることは考えにくい。
18-8ステンレス強含み横ばい

市中は発生量が少なく品薄。メーカーの需要はあり、先週値上げも見られた。LME価格は13,000ドル台を維持しており、強い傾向。
アルミ横ばい

LME相場は2200ドル台で堅調。国内メーカーでは生産量はあまり増えず在庫も確保できている状況の為、購入意欲は弱い状況のまま維持している。
電気銅建値様子見

LME価格は7,000ドル台を維持。しかし中国の旧正月が近くなり、相場的にはよくて現状維持。メーカーの生産は在庫の電気銅で賄え、スクラップの購入意欲はない。

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