週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2018.3.12～

鉄屑強含み

国内メーカーの生産は高く、需要に対し発生は少ない状況が続いている。
一部メーカーは輸入屑を購入し、不足分を補っている。
関東鉄源の結果を受け当地区価格の引き上げが予想される。
13Crステンレス横ばい

国内の発生量は少なく需要も少ない為低位安定している。
輸出向けで需要があるが価格は横ばい推移すると思われる。
18-8ステンレス弱含み横ばい

先週、関西地区のメーカーが値下げを発表。そのため、当地区も影響を受け値下げの可能性あり。
しかし、当地区メーカー生産が高く、価格の下支えになっている。
アルミ弱含み

LME相場は2100ドルまで下がっており、為替も円高傾向。
国内メーカーの購入意欲は高くなく、原料製品共に荷余り感がでており購入意欲は低い。
電気銅建値様子見

LMEは6,700ドル台まで下落したものの、足元6900台まで回復。
為替は105円～106円付近を推移、米利上げ予測に反応しての動きと思われる。
市況は80万を切って下値の75万付近まで下落。
市中の荷動き悪く、メーカーは一部上物に関して購入しているものの依然購入意欲が低い。

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