週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.6.4~

鉄屑横ばい

当地区メーカーは上級品種を中心に需要は堅調である。
しかし、韓国メーカーは在庫増加により購入意欲が低く、またトルコ向け等もラマダンの影響で需要が低く、スクラップ価格に天井感が出ている。
13Crステンレス横ばい

鉄の価格は横ばい推移しており、メーカーの在庫も十分な為、横ばい推移すると思われる。
7-9月のフェロクロム価格に注視。
18-8ステンレス強含み横ばい

LME価格は先月と比較しても上昇している。LME在庫も減っており今後も値上がりが予想される。　しかし、当地区メーカーは入荷好調の為、値上げに慎重である。
アルミ横ばい

LME価格は若干下がっているものの2000ドル台で落ち着いている。しかし国内メーカーは在庫を抱えており、依然購入意欲は低い状況。トヨタの7-9月のアルミ製品価格次第で状況が変わる可能性もあり。
電気銅建値様子見

先週から為替が1円以上の円安推移しており、現状上げ余地あり。
市況的に動きは出たものの、基本的には発生は少ない。メーカー側も7-9月の契約もあり、夏の需要も期待できない状況。

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