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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.6.25~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    韓国メーカーは先週、3週連続して日本屑へのビットを下げた。ベトナムは、韓国の値下げを受け先週日本産H2に対する価格を10ドル程度下げている。
    一方、中国国内の鋼材は一時下落したもののその後持ち直している。
    日本国内メーカーは、電極、副資材の高騰を受け鋼材価格を安易に下げられる状況ではなく、当地区メーカーは、6月初旬より足元在庫が減少しており発生は多くない。

  • 13Crステンレス横ばい

    当地区メーカーは、メーカーの生産に大きな変化はない。フェロクロム価格が下落している影響で港価格が下がっている。輸出価格が今後下落を続ければ国内価格への影響が見込める。

  • 18-8ステンレス横ばい

    当地区メーカーは、LME価格上昇の影響で今月価格を引き上げたものの足元15,000ドルを下回っているため値下げの意向あり。一方、市中価格は依然堅調であり値下げの雰囲気は特に感じられない。今後の為替とLME価格に注視。

  • アルミ横ばい

    LME価格は2,200ドル台を下回っているが、2,150-2,200ドルのレンジで留まっている。国内メーカーの生産量は依然伸び悩んでおり、製品・原料共に在庫が潤沢で依然スクラップ購入意欲は旺盛ではない。

  • 電気銅建値横ばい

    LME価格は先週金曜日に6,800ドルまで下落した影響で銅建値が修正されたが、今週はLME価格・為替共に大きく変動はない。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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