週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.8.27～

鉄屑横ばい

足元では、継続して国内需給は強い。
また、メーカーの生産は堅調であり、購入意欲も高い。
しかし、海外はトルコショックの影響から先行きが不安視されている。
13Crステンレス横ばい

鉄の価格が上がっている為、下げにくい状況。
また、輸出価格も変動がなく、メーカー生産についても大きな変化はない。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LME価格は足元13,000ドル前半。
国内メーカーは在庫過多で、原料の使用も多くスクラップ需要は低い。
貿易摩擦の影響で輸出価格も低調で、LME価格が13,000ドルを割るような状況が続けば値下げも考えられる。
アルミ弱含み

LME価格は2,000ドル付近で落ち着いている状況。
国内メーカーは在庫を抱えている状況は変わらず、更に
中国の輸入塊も安価な事からスクラップ使用量も減っている状況が続いている。
加えて、10～12月の製品価格も下がる見込みで生産量も伸びる状況に無い。
電気銅建値様子見

LME価格は、6,000ドル台前半まで回復。
米中貿易協議の難航で、追加関税が発動された。
中国の銅需要の懸念から、短期的には上げ基調である。
しかし、荷物の動きも悪くメーカーも在庫調整の為、購入意欲は低い。

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