週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.9.3～

鉄屑弱含み横ばい

先週に引き続き、国内の当地区メーカー生産は堅調である。
一方、輸出価格は関東の湾岸価格も値下げを発表している為
国内価格と比較すると低い水準にある。今後値下げの可能性も考えられる。
13Crステンレス弱含み横ばい

当地区メーカーは在庫を抱えている。
また、輸出価格も下げ基調にあり弱含み推移。
18-8ステンレス弱い

LME価格は12000ドル後半と先週より更に下がっている。
国内メーカーは在庫過多で、入荷制限行っているメーカーもある。
輸出価格も下がっており、値下げが考えられる。
アルミ弱含み

LME価格は2,100ドル付近まで戻ってきている。
しかし国内メーカーの状況は変わっておらず、在庫が潤沢なため購入意欲は低い。
また、製品価格が上がらないため生産も増えない状況が続いている。
10月からの自動車アルミ製品価格も下がる見込み。
電気銅建値弱含み

8月末の上げ要因は米中貿易問題の進展に期待感から値戻ししたものの、進展は無く、弱含み予想。
発生自体は少なく、上物に関して高値が出ている模様。
しかし、荷物の動きも悪くメーカーも在庫調整の為、購入意欲は低い。

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