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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.10.1~

  • 鉄屑様子見

    国内は全般に粗鋼が堅調で、東鉄の値上げにも反応が悪くしぶっている状況。また、丸棒メーカーは購入価格を下げたい意向。海外は購入意欲が回復し始めている。今後も海外マーケットの動向に注視。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内の鉄屑市況や輸出価格も改善されていない点を考えると、下げにくい状況であるが、国内メーカーは値下げしたい意向を持っている。鉄屑市況が下がるようであれば、値下げの可能性あり。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LME価格は依然12,000ドル台。海外需要が低く輸出価格も出ていない状況。
    国内メーカーの生産も10月は減少する見込み。しかし9月に大幅な値下げをした為、スクラップ価格に影響しない可能性も。

  • アルミ弱含み

    LME価格は依然、2,000ドル付近。国内メーカーは在庫を抱えており、10月からのトヨタ自動車製品も7月対比で下がっている。輸入塊の価格は下落した為、今後輸入塊の使用率が増える見込み。スクラップ使用率は減る見込みで、特にダライ粉とアルミ缶プレスは余剰感が強い。

  • 電気銅建値様子見

    LME価格は6,100ドル台及び円安推移の為、国内銅相場は横ばい見通し。
    米中貿易問題の動き、米国の利上げが年内にもう一度あることに注視。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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