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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.10.15~

  • 鉄屑強含み横ばい

    関東鉄源は希望価格に達しなかったため流札。韓国を含め輸出の状況は芳しくない。
    しかし国内の中部地区の需要は依然として堅調なため大幅の値下げは考えにくい。

  • 13Crステンレス横ばい

    輸出価格が出ていないため港での集荷は下がっている。しかし、メーカーの需給が安定していることや鉄スクラップの価格が動いていないことが価格の下支えとなっている。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    メーカーは生産調整により必要分以上は買わない姿勢。LME価格は先週同様12,000ドル台で推移しており、輸出状況も変わらないため弱含み横ばいと予想。

  • アルミ横ばい

    LME相場は下がってはいるが2,000ドル台で落ち着きを見せている。国内メーカーも品種によっては引き合いが出始めている状況。ただ、ダライ粉は未だ余剰感があり、アルミ缶プレスも韓国輸出向けの状況がよくないため余剰感が出ているなど、一部品種は弱含み状況が続いている。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LME価格は一時6,100ドル台まで下落したが、足元6,300ドル台まで回復。しかし為替が若干円高に振れているため値下げの懸念が残る。
    チリ鉱山の12月から約2ヵ月の操業停止に伴う供給懸念があるため、注視が必要。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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