週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H31.2.4~
-
鉄屑横ばい
2月も継続して当地区メーカーの生産は好調で、若干海外相場も上がってきている。
しかし、中国が旧正月に入っている事や、約残の消化が終わり、港での需要が低くなることを考えると、値上げは考えにくい。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
国内の需要は依然低調だが、鉄の価格が動かないと値下げを行いにくい状況。だが、輸出価格は継続して下がっている。
-
18-8ステンレス横ばい
LME価格が12,000ドル台まで上昇している。
しかし、輸出向けに荷物が出ていかない状況、当地区メーカーの在庫が潤沢な状況は変わらず横ばい推移。
-
アルミ弱含み
LMEはロシアのルサール問題と米中貿易摩擦の影響があるものの、足元1,870ドル付近まで上がってきている。
しかし、国内メーカーは先物の製品価格も下がる見込みと、安価な輸入塊の流入に在庫が増加している。
スクラップの購入意欲もよくない。
-
電気銅建値様子見
LMEは6,000ドル台前後、為替は109円台を推移。
中国が春節に入っており、春節明けまでは様子見状態が続くと思われる。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。