週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2019.5.6~
-
鉄屑様子見
連休中、各メーカーは稼動し在庫は減少していて、5月の各メーカーの生産は依然堅調。
また連休明けの入荷は勢いがない為、需給のバランスが崩れ反発の可能性も。
一部メーカーの炉修にも注視が必要。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
国内メーカーは在庫も潤沢で、購入意欲は低い。
鉄との価格差が開いている為、下げ余地あり。
-
18-8ステンレス横ばい
LMEは12,100ドル付近に下落も在庫は減少。
一方、関西メーカーを中心に国内メーカーの引き合いは弱くない状況。
今後、韓国含め海外の動きに注視が必要。
-
アルミ横ばい
LME相場は1850ドル付近で推移している。国内メーカーは連休中の稼動はなく在庫はある程度確保出来ているため、購入意欲は強くない状況。
-
電気銅建値弱含み
米中交渉の折合いやトランプ氏の発言次第で動きがあるので注視。
明日(5/7)の建値発表次第で動きがあると思われる。
また北朝鮮の不穏な動きにも注視が必要。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。