週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2019.5.20~
-
鉄屑弱含み横ばい
国内メーカーは入荷好調の一方で、製品の売れ行きは低調。
輸出向けの価格も国内相場を下回っており、若干の下げ余地が見られる。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
依然として、輸出向けの価格は低調推移。
鉄価格に合わせて値下げの可能性はある。
-
18-8ステンレス弱含み横ばい
当地区一部メーカーは値下げを行っていて、生産状況も減産傾向にある。
一方で、LME価格は12,000ドル付近を推移しており、大きな値下げは考えにくい。
-
アルミ弱含み横ばい
LME価格や為替は安定してきているが、未だに米中貿易摩擦の影響を受けている状況。
メーカーは在庫を抱えている状況だが、徐々に購入意欲は出てきている。
しかし、原料価格がまだ上がっていない状況であり、価格も戻しづらい状況。
-
電気銅建値弱含み横ばい
LME価格は6,100ドルを下回って、為替も110円台を推移。
市中の動きとしては、国内銅相場下落の影響で非常に悪い。
米中の追加関税次第では、更なる下落も考えられる。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。