1. HOME
  2. 週間市況予想

週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.6.3~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    製鋼メーカーは足元減産減また調整の体制を実施、さらにメーカーの在庫は潤沢なためスクラップの需要は落ち込んでいる。
    海外は韓国の契約も乏しく、トルコの価格も様子見のため、輸出価格は盛り上がりに欠ける。

  • 13Crステンレス弱含み

    製品の需要が少ないためメーカーは減産している。新断価格の値下げとスクラップ需要の低さの影響で相場はさらに落ち込む見込み。
    為替も円高で輸出しづらい状況。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    需要が低迷のためメーカーは減産している。鉄価格の値下げを加味して相場はさらに落ち込む見込み。

  • アルミ弱含み

    LME相場は1760ドル台にまた下がっている状況。
    未だ米中貿易摩擦の影響を受けているため上がりづらい状況で、国内メーカーも在庫はある程度確保できている。
    6月も原料価格の下げや輸入塊安の影響で国内価格は上げづらくなっている。

  • 電気銅建値弱含み

    LME価格は5,780ドルまで下落している。中国PMIの結果が予想より下回り、景気減速が鮮明になって来ている。
    市中の動きとしては、国内銅相場の下落で、荷動きは非常に悪い。まだ、下落傾向な感じがするが、スクラップ発生の少ない中、非常に購入が難しくなる模様。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

↑このページの先頭へ