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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.6.10~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    先週当地区メーカーは品種別で値下げを発表。
     各メーカーの在庫は潤沢で生産は減産のため、スクラップ需要は弱含んでいる。
     韓国国内は値下げを実施しており、トルコ価格も様子見で輸出価格も期待できない。
     今週の関東鉄源の発表次第では値下げの可能性がある。

  • 13Crステンレス弱含み

    先週当地区メーカーは値下げを発表。
     各メーカーの在庫は潤沢で、国内外での需要は少ない。新断価格が下がれば、値下げの可能性がある。

  • 18-8ステンレス弱含み

    先週当地区メーカーは値下げを発表。
    LME価格が下落する中、輸出価格が低い水準にある。
    国内メーカーの在庫は潤沢であり需要が低く生産も減産の為、更に落ち込む可能性がある。

  • アルミ弱含み

    LME相場は1,750ドル台で停滞し為替108円台で円高傾向。日中貿易摩擦の影響が続いている状況。
    国内メーカーの原料価格が下がっているのと、中国輸入塊の価格も下落していることから、スクラップの購入意欲はあまりない。在庫は製品、スクラップ共に抱えている状況。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LME価格は5,780ドルまで推移している。比較的安全な円買いのため円高推移はしばらく続く見込み
    国内銅相場の下落で、荷動きは非常に悪い。下落傾向でスクラップの発生が少ない中購入が難しくなる模様。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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