週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.9.30～

鉄屑弱い

国内メーカーは製品の売れ行きが悪い為、購入意欲が低い状況は続いている。
また、当地区一部メーカーは在庫過多な状況が続いている。
海外向けの価格も低調な為、弱含み推移。
13Crステンレス弱い

当地区メーカーの生産は、低位安定している。
輸出向けの価格は引き続き低く、鉄との値差を考えると更なる値下げが考えられる。
18-8ステンレス強含み

LME価格が17,000ドル台前半で安定している為、海外相場から考えると値上げの可能性は高い。
しかし、国内メーカーの生産は低調で、値上げに慎重な姿勢。
アルミ弱含み

LME相場が1,930ドルまで下落。為替も107円台と円安傾向。
国内メーカーは、在庫潤沢で生産も減産している状況であり、購入意欲も弱い状況が続いている。
輸入塊も安価な状態が続いている為、スクラップ価格も圧迫されている。
電気銅建値横ばい

LMEは6,700ドル台で推移。米中貿易問題の進展との報道により、底堅い動き。
為替も107円台後半で推移。FRBの利下げにより、円安気味の動き。
市中の動きは、発生は依然少なくメーカーの購入意欲も低い。

バックナンバーはこちら