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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.12.9~

  • 鉄屑横ばい

    トルコ向け、東南アジア向け等の輸出価格の上昇により、東京製鉄が値上げを発表、中部地区の電炉メーカーも追随して値上げを発表した。
    しかし中部地区の製鋼メーカーは依然として減産体制。鉄スクラップの需要が高くないため頭打ちの可能性もある。
    今週行われる関東鉄源輸出入札の結果に注目。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    国内の需要は低く、輸出価格も一部下がっているなど好材料に欠ける。
    現状の価格帯でも集荷に困らない上に荷余りしているため、鉄相場が上がっても値上げは期待できない。

  • 18-8ステンレス弱い

    LMEは13,000ドル台前半まで下落し、ステンレスメーカーの生産も低調で推移。インドネシア輸入制限の影響もあり、供給過剰気味で荷余りしている状態の為に値下げが予想される。

  • アルミ横ばい

    LME価格は1,750ドルを維持していて為替も比較的安定している。
    中国は輸入規制のため日本への輸入塊の流入が減っているため国内メーカーの購入意欲は上がっている。しかし、国内の生産量は低く、原料価格が上がらないため相場は据え置き。

  • 電気銅建値様子見

    LME価格は5,800~5,900ドル台で推移。年末に向けて市場の荷動きが多くなることが予想される。現状、高値水準が続いているが、中国の影響でLME価格が変動する可能性があるため、注視が必要。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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