週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2020.1.20~
-
鉄屑横ばい
当地区メーカーの生産は依然減産が続きスクラップの需要は弱い。先々週の関東鉄源の結果を受けても当地区メーカーの反応はない。為替も円安に振れており海外からの引き合いはあるが、今後の需給に注視。
-
13Crステンレス横ばい
国内メーカーの生産は低調で購入意欲は低い状況が続いている。輸出価格は低調で需要は弱いが、鉄との価格差を考えるとメーカーは値下げが難しい状況。
-
18-8ステンレス横ばい
国内メーカーの生産が低調で購入意欲は低い。LMEについては価格が若干下がり、在庫も減っている。輸出については海外からの引き合いがみられたものの一時的と思われる。
-
アルミ強含み横ばい
輸出についてはLME価格が上昇、為替は円高に振れている。国内メーカーの生産はそれほど良くないが市中の発生も少なく在庫確保のために購入意欲は出てきている。ただ製品の在庫を抱える所も出てきている。
-
電気銅建値横ばい
市中の動きとしては荷薄な様子。相場と実勢価格の開きは依然としてあり購入はしづらい状況。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。