週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.3.23～

鉄屑弱い

国内メーカーは減産傾向にあり、需要低調である。また発生側として、一部自動車メーカーで新型肺炎感染者が発生し、生産動向に影響を与えると予想される。輸出価格も新型肺炎の影響を受け、特に韓国向けやトルコ向けが下落傾向にある。
13Crステンレス弱い

引き続き、国内メーカーの全体的な需要は低調。また、新型肺炎の影響で一部海外の港が閉鎖され輸出が当面難航する見込み。その影響もあり価格が下落する可能性がある。
18-8ステンレス弱い

メーカーは減産傾向にあり需要は低調である。LME価格は11,000ドル代前半を推移しており下落傾向。新型肺炎の影響もあり輸出の価格も下落傾向である。
アルミ弱い

LME価格は1,600ドル前後を推移している。国内メーカーは生産が上がらず、製品売上も不調。在庫が超過しており購入意欲はさらに弱い状況。LMEの下落を受けさらに下げの可能性がある。
電気銅建値様子見

LMEは先週5,500ドル半ばから4,600ドル後半まで下落し、株価も暴落、為替も円高水準であった。しかし、足元ではLMEが上昇しており為替も新型肺炎の影響で円安傾向。市中は銅建値の値下げの影響で、値が合わず在庫する動きが出ている。

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