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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.6.15~

  • 鉄屑強含み横ばい

    輸出価格の上昇により、国内メーカーも値上げを実施。一部のメーカーは品種別の値上げをし、一服感も見られる。ただ、依然輸出価格との値差がある為、強い基調も残っている。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内メーカーの生産は低く購入意欲は低い。鉄相場に天井感がでてきている為、横ばい基調。

  • 18-8ステンレス横ばい

    関西のメーカー値上げにより、先週当地区メーカーは値上げを実施。しかし当地区メーカーの生産量は低く購入意欲は低い。
    LME価格に大きな変動もなく輸出価格もでていない。

  • アルミ弱含み横ばい

    LME相場は中国のアルミ生産が戻りつつあり、景気回復の期待感から一時1,600ドルに到達。足元は1,580ドル付近で落ち着いている。
    国内メーカーの生産は相変わらず停滞。製品在庫も抱えている状況は変わらず購入意欲は低い。
    さらに安価な中国輸入塊も流入し始めている事から国内のスクラップ価格も圧迫されている状況。

  • 電気銅建値横ばい

    先週より外電が、5,700ドル台へ高値推移。足元、為替が円高へシフトした為、銅相場高値安定。為替は円高傾向。
    市中の動きとしては、銅系の上物に関しては無いモノ高で、相場以上の動きが見られる中、急激な値動きもあり、非常に不安定。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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