週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2020.7.20~
-
鉄屑横ばい
今週から一部メーカーは炉休に入るが、海外相場と国内メーカーは
発生、価格面においても需給はバランスしている為に値動きは考えにくい状況。
今後、国内発生工場の生産は回復傾向だが、コロナ第二波が懸念材料。
-
13Crステンレス横ばい
依然、国内、海外共に状況は変わらず需要は低い。
鉄スクラップの価格が下支えとなり横ばい推移。
-
18-8ステンレス強含み横ばい
LME価格は13,000円台をキープしており、コロナの影響で供給元の鉱山の発生減により、輸出向け価格に引っ張られる形で上昇している模様。
今後もこの状態が続くと更なる値上げが考えられる。
-
アルミ強含み
国内メーカーは生産回復に伴い製品在庫が減少。
市中発生も低い中で購入意欲も出て来ており、物が少ない分
価格が高騰している状況。
-
電気銅建値強含み横ばい
市中の動きの市況感は値上げを期待してか、荷動きは低迷し荷が出尽くした感がある。
自動車関連も少しずつ動き始め、アルミ系の値も戻しつつあるが、銅系はもう暫く
低迷する模様。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。