週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2020.9.21~
-
鉄屑強含み横ばい
国内価格は輸出価格に合わせて上がってきているものの海外からの引き合いは天井感が出ている。国内メーカーは足元の輸出価格とはまだ若干の値差はあるが、製品価格との兼ね合いもあり値上げは微妙な状況。
-
13Crステンレス横ばい
状況は変わらず国内外で需要は低い。鉄の相場もそれほど強くないため横ばい推移と見られる。
-
18-8ステンレス横ばい
LME相場の高値から国内価格は先週値上げがあったが、現在はLME相場も輸出価格も落ち着いてきている。
-
アルミ強含み
LME相場は依然1750ドル付近で推移と好調。
国内メーカーも生産が回復してきており、アルミの製品在庫も減少している為、スクラップの購入意欲は高い。需給のタイト感が出てきている。
-
電気銅建値様子見
LME価格は6,800ドル台。依然、世界的に銅在庫は減っている。
為替は104円台での推移、国内の外交に不安視する声もあり円高基調は暫く続く見込み。
市中の動きとしては悪く、足元相場は高値が続いているが実勢価格との差は埋まらず。納入量と価格は厳しい状況も変わらず。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。