週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2020.11.2~
-
鉄屑強含み横ばい
11月の当地区メーカーの生産は高い状況が続く。
一方で、市中発生は依然として少ない状況。
海外相場も反発していることもあり、値上げの可能性がある。
来週控えている、関東鉄源の結果に注視。
-
13Crステンレス横ばい
当地区メーカーの生産は依然として低調である。
直近では鉄の値動きは無く、現状での値動きは考えにくい。
-
18-8ステンレス強い
LME価格の上昇に伴い、輸出向けの価格は上昇。
国内も引っ張られる形で値上げを実施。
-
アルミ強含み
LME価格は為替が円安に振れた影響で1,800ドルを切ったが、依然原料の供給減から1,700
ドル後半で推移。
国内メーカーは、原料不足・市中スクラップの発生減・輸入塊の減少から、スクラップ購入意欲は強い。
-
電気銅建値弱含み横ばい
LME価格は6,600ドル台まで上昇、為替は104~105円台での推移。
市中発生は少し弱くなっていて、年末に向けてメーカー需要も低迷し、生産調整の可能性がある。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。