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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.12.7~

  • 鉄屑強含み

    当地区メーカーの生産は高いが依然として
    市中発生屑の発生は少なく、
    メーカー需要に対して荷動きは悪い。
    高い国内相場に対し海外価格は
    これから出てくると思われ、
    12月中は強含み傾向。
    今週の関東鉄源入札価格を注視。

  • 13Crステンレス強含み横ばい

    当地区メーカーの需給は
    先週と変わらず低い水準でバランスを保っており、
    物の不足ではなく鉄との価格差を考えての
    値上げの可能性がある

  • 18-8ステンレス強含み

    LME価格は高い水準。
    当地区メーカーは生産が上がってきている中、
    品薄感がある。一部地域で値上げもみられる。

  • アルミ強含み

    LME相場は2,000ドルを超えている。
    中国国内のアルミ需要が更に上昇、
    それに伴い輸入塊価格輸入塊は高騰。
    国内メーカーは国内塊にシフトするが
    発生量が少なく原料価格も高騰しており、
    スクラップ価格を上げざるを得ない状況。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    LME価格は7,400ドル台と足元高値推移。
    実勢価格との差は更に広がっている。
    市中は銅建値の高値推移にもかかわらず
    荷動きは少ない印象。
    銅建値の一つの80万という指標を超えて
    荷は出やすくなるかというところだが、
    ここまで値上がりすると85万が上値で
    タイミングを見ている可能性もある。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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