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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.12.21~

  • 鉄屑強含み

    先週から引き続き、市中は品物不足が続いており鉄屑需要に対し供給が追い付いていない状況。年内は品物の確保の為、反落は考えにくい状況。先週末、当地区メーカーは値上げを据え置いたが、メーカーの製品価格次第では値上げも十分に考えられる。

  • 13Crステンレス強含み

    当地区メーカーの生産は低く、購入意欲は低い。
    鉄価格が上げ基調の為、連動して値上げの可能性がある。 

  • 18-8ステンレス強含み

    LME価格は17000ドル台と高水準で推移している。依然として当地区メーカーの生産は堅調だが、市中の発生は少ない。海外との引合いにより国内価格も値上げが考えられる。

  • アルミ強含み

    先週に引き続きLME相場は2,000ドルを超えている。国内メーカーの生産は好調であり購入意欲は高い。国内発生も少なく無いモノ高が続いており、年明け後もこの状況が続く模様。

  • 電気銅建値横ばい

    LME価格は7,800~7900ドル台で推移。足元で高値推移を維持している。為替が円安に動けば値上げの可能性も考えられる。先週に引き続き、海外向けの価格につられ国内相場も高値を維持している。国内メーカーの在庫は潤沢ではあり購入意欲は低調。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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