週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.1.18～

鉄屑弱含み横ばい

一部輸出国を除いて、輸出価格は下落している。
当地区メーカーの生産は堅調な一方、入荷が好調なメーカーもあり従来のスクラップ不足は解消されつつある。。
製品のことを考えても、メーカーとしてはスクラップ購入価格を下げたい意向がある。
13Crステンレス横ばい

当地区メーカーの生産は低調。
鉄の価格に大幅な下げがない限り、直近の下げは考えにくい。
18-8ステンレス強含み

LME価格は17,000ドル後半で推移。
当地区メーカーは生産が高い状況が続いている。
輸出向けの価格に合わせて値上げの可能性がある。
アルミ様子見

LME相場は2,000ドル台で推移している。海外の輸入塊価格は下がってきている。
半導体不足により、自動車生産の減産の懸念が出てきている。
半導体不足での自動車生産減少とコロナ蔓延による懸念から今後の相場が反転する可能性もある。
電気銅建値横ばい

LME価格は7,900後半～8000ドル台で推移。為替は103ドル前後で推移。
来月の中国春節迄の動きは限定的。発生は非常に少ない状況。中国への輸出価格の高値の影
響もあり、相場以上の値動きをしている。
国内メーカーは在庫が潤沢ではあるが、スポット案件は少し出てきた。

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