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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.3.15~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    堅調だった海外相場が下落したことで、
    関東を先行とした全国的な値下げ傾向にある。
    また、関東では荷が電炉メーカーに集中したことで
    一部メーカーでは荷止めや荷制限を行なっている。
    一方、当地区メーカーの生産は高く需要は堅調で
    荷止めは見られないものの、
    海外相場の下落に伴い、値下げが考えられる。

  • 13Crステンレス横ばい

    先週に引き続き国内の需給バランスは
    取れている状態が続いている。
    原材料であるフェロクロムの
    価格が上っているものの、
    今後鉄相場に連動した値下げの可能性も考えられる。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    国内の生産が緩やかに回復している中、
    メーカーの入荷に関しては低水準が続いており、
    需給はタイトな状況が続いている。
    しかしLME価格は16,000ドル前後にあり
    海外相場は値下げ傾向にあるため、
    国内価格も値下げの可能性がある。

  • アルミ強含み

    LME相場は2,150~2,200ドル台と高水準。
    製品需要の回復が見込まれる一方、
    市中の発生が落ち込んでいる。
    さらに輸入塊の価格が上昇したことから
    国内の原料在庫に不安が生まれたことで、
    再び物不足になる警戒感が必要となっている。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    LME価格は9,000ドル後半での推移。
    市中の動きとしては高値が続いて
    荷動きも様子見状態は変わらず。
    しかし、輸出向けの込銅や込真鍮の高値は続いている。
    発生が少ないため今後も高値で取引されると考えられる。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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