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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.5.31~

  • 鉄屑横ばい

    海外の製品価格は依然として下げ基調で、
    それに伴いスクラップ輸出も下げムードが続いている。
    一方で、国内の市中タイト感は続いている。
    メーカーの生産は好調で、購入意欲が高い状況は
    変わらない。
    関東鉄源までは現状維持が続く模様。

  • 13Crステンレス横ばい

    先週に引き続き、状況は変わらず。
    国内メーカーの生産は好調だが、
    鉄スクラップの価格に大きな変動がないため横ばい推移。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LME価格は17,000ドル後半とやや上げの基調で推移。
    国内メーカーの生産は好調であるが、
    ステンレスの市中発生は依然として少なく、
    集荷に苦戦している。
    しかし、先週の値上げを考慮すると
    大幅な値上げは考えにくい。

  • アルミ強含み横ばい

    LME相場は2,350~2,400ドルのレンジで
    落ち着いている状況。
    国内メーカーの生産は好調だが市中発生は少なく、
    輸出価格の高騰や海外へのスクラップ流出もあり、
    引き合いがタイトである。

  • 電気銅建値強含み

    LME 10,000ドル付近まで上昇。
    中国相場は堅調な動きだが、
    コロナウイルスの感染拡大も需要に関係するため
    注視が必要。
    市中の動きとしては足元相場は上げ余地。
    先週に引き続き、メーカーへの販売が厳しい状況は
    変わっていない。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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