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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.06.28~

  • 鉄屑横ばい

    国内製鋼メーカーの生産は高い中で、発生がいまいち足りない状況。
    上級品種は海外、国内メーカー共に需要が高く上昇傾向。一方でH2の輸出価格は低調で上げしろは少ないと思われる。全体的に横ばいと考えられる。

  • 13Crステンレス横ばい

    先週の値上げも有り、価格の大きな変動は考えにくい。
    又メーカーの生産、購入意欲は安定している。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LMEは18,500ドル付近で推移。先週に比べ約1,000ドル上昇。 国内メーカーは生産も高く、需要もある状況。市中の発生が少ないこともありメーカーとしては荷物を集めたい状況が続いている。

  • アルミ強含み横ばい

    LME相場は2,400ドル前後で落ち着いている。
    国内メーカーの生産としては6月より半導体不足の影響で大手自動車メーカーも減産となってきているが、中部地区の合金各社への受注は安定しており、原料需要もしっかりとした展開が続いており生産も順調。ただ市中アルミの発生量の品薄感はまだ暫く続くと見られ、まだメーカーの購入意欲は強い状況。

  • 電気銅建値横ばい

    LME 9,200ドルでの動き。中国の国家備蓄放出量さほど大量では無く、少し相場も戻した感。ただ、放出は数回に分けてとの事なので、今後の動きには注視が必要。
    市中の動きは、建値の値戻しを受け、様子見ムード。足元高値の在庫があり、荷動きは鈍る模様で見られる。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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